習慣作り

生活習慣づけたい脳に良いこと


歯を磨く、血圧を図る、禁煙する、日焼け止めを塗るなど、自分の健康のための習慣はすでにいろいろあることと思います。でも、自分の脳の健康を守る習慣となるとどうでしょう。ほとんどの人、はおそらく「いいえ。どうすればよいですか?」とお聞きになるかも知れません。

認知症は世界中で約 2,400 万人に影響を及ぼし、現在、その治療薬はありません。ただ、脳の健康を保護し、認知機能低下のリスクを減らすことで、将来的にアルツハイマー病になるリスクを減らす可能性が増えます。

各領域で健康的な習慣を築くことは、あなたの脳が認知機能の低下に対して回復力を持ち、健康と健康を改善するのに役立ちます。

健康的な習慣を身に付けることで、認知機能の低下に対して脳が回復力を持つようになるのです。
記憶喪失でもないのに、どうして脳の健康を保護することについて心配する必要があるのか、疑問に思うかもしれません。とくに若くて完全に元気な人はそう感じるでしょう。しかし、肉体の健康と同じように、毎日の習慣は、加齢とともに脳機能に大きな影響を与える可能性があります。

科学は、脳の健康に直接影響する6つの習慣領域があることを示唆しています: 運動、食事、ストレス、社会交友関係、睡眠、および認知訓練。これらの各領域で健康的な習慣を築くことは、あなたの脳が認知機能の低下に対して回復力を持ち、健康と健康を改善するのに役立ちます。

これらすべての習慣をいちどに全て変えることはとても無理です。またそれこそが、私たちがここでお手伝いする一番の理由です。この健康ライブラリには、認知健康への道を歩む上で、今日から始めることができる小さな一歩を説明する科学をもとにした読みやすい記事があります。

レファレンス:

  • Christie, G. J., Hamilton, T., Manor, B. D., Farb, N. A. S., Farzan, F., Sixsmith, A., Temprado, J.-J., & Moreno, S. (2017). Do Lifestyle Activities Protect Against Cognitive Decline in Aging? A Review. Frontiers in Aging Neuroscience, 9, 381. https://doi.org/10.3389/fnagi.2017.00381
  • Scarmeas, N., & Stern, Y. (2003). Cognitive Reserve and Lifestyle. Journal of Clinical and Experimental Neuropsychology, 25(5), 625–633. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3024591/
  • World Health Organization. (2006). Neurological Disorders: Public Health Challenges. Geneva: World Health Organization.

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